useradd オプション

はじめに

 ホストの移行などやユーザー管理の都合などで、ユーザーに割り当てる UID や GID をデフォルトから変更したい場合があります。このような場合に、useradd コマンド実行時に UID や GID を指定する方法をまとめます。
 なお、ユーザーを間違って追加してしまって、完全に削除したい場合は userdel を参照してください。

クイックリファレンス

オプションなし

# useradd user1
# id user1
uid=500(user1) gid=500(user1) groups=500(user1)

 UID は「既存の UID のうち最大のもの + 1」が割り当てられます。
 GID は「既存の GID のうち最大のもの + 1」が割り当てられます。
 グループ名はユーザー名(user1)と同じ名前のものが追加されます。
 
 既存の UID の最大値が 510、既存の GID の最大値が 520 の場合、割り当てられるIDはそれぞれ UID=511、GID=521 となります。

UIDを指定する

# useradd -u 510 user2
# id user2
uid=510(user2) gid=510(user2) groups=510(user2)

 UID はまだ存在していない値を指定する必要があります。
 GID は「既存の GID のうち最大のもの + 1」が割り当てられます。
 グループ名はユーザー名(user1)と同じ名前のものが追加されます。
 
 既存の GID の最大値が 520 の場合、割り当てられる GID は 521 となります。

プライマリーグループを指定する

# useradd -g users user3
# id user3
uid=511(user3) gid=100(users) 所属グループ=100(users)

 指定するグループ名または GID は予め追加されているものを指定する必要があります。
 UID は「既存の UID のうち最大のもの + 1」が割り当てられます。
 既存の UID の最大値が 510 の場合、割り当てられる UID は 511 となります。

セカンダリーグループを指定する

# useradd -G wheel user4
# id user4
uid=512(user4) gid=512(user4) 所属グループ=512(user4),10(wheel)

 UID はまだ存在していない値を指定する必要があります。
 GID は「既存の GID のうち最大のもの + 1」が割り当てられます。
 グループ名はユーザー名(user1)と同じ名前のものが追加されます。
 
 既存の GID の最大値が 520 の場合、割り当てられる GID は 521 となります。  指定するグループ名または GID は予め追加されているものを指定する必要があります。
 UID は「既存の UID のうち最大のもの + 1」が割り当てられます。
 GID は「既存の GID のうち最大のもの + 1」が割り当てられます。

任意のUID、GIDを指定する

# groupadd -g 1000 vmail
# useradd -u 10000 -g vmail -G users user5
# id user5
uid=10000(user5) gid=1000(vmail) 所属グループ=1000(vmail),100(users)

 UID はまだ存在していない値を指定する必要があります。
 GID はまだ存在していない値を指定する必要があります。
 ユーザー(user5)に割り当てるグループ(vmail)は予め追加されている必要があるため、事前に groupadd コマンドでグループを追加します。

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