はじめに
nodejsの開発環境を構築する際、OS標準パッケージとしてnodejsが用意されているのはいいものの、バージョンが古かったり特定のバージョンに変更したかったりとかゆいところに手が届かないことがあります。
そこで、npmコマンドでnパッケージをインストールして、目的のバージョンのnodejs開発環境を構築できるようにします。
nパッケージのインストールはOS標準パッケージでインストールしたnpmコマンドで実施します。後に、nコマンドにより目的のバージョンのnodejsに切り替えます。nコマンドによりnodejsのバージョンが管理できるようになれば、OS標準パッケージのnodejsは削除することができます。OS標準パッケージのnodejsとnコマンドによりインストールしたnodejsの競合を防ぐため、OS標準パッケージのnodejsは削除しました。
nパッケージインストール
Ubuntu14.04 LTSの場合
$ sudo apt-get install nodejs npm (※)
$ sudo npm cache clean
$ sudo npm install n -g
nコマンドによるnodejsのバージョン切り替え
nodeのバージョン切り替えは下記のコマンドを実行します。
$ sudo n 6.10
$ node -v
v6.10.3