はじめに
CentOS8 がリリースされましたね!早速インストールしてみました。
用意するもの
- CentOS8 インストールISO (CentOS-8-x86_64-1905-boot.iso)
- 2 コア以上の論理プロセッサー
- 1GiB 以上のメモリ
- 8GB 以上の空きストレージ
インストール中のTips
私のインストールTipsを紹介します。
ストレージ構成はマニュアルで設定
近年、スワップ用のストレージ領域は(特に仮想環境において)、割り当てないことが多いです。ストレージにスワップアウトするということはストレージIOリソースを大量に使い、他の仮想サーバーのストレージIOリソースを圧迫します。これを避けるため、1つの仮想サーバーでのメモリーリソース不足はその仮想サーバー内だけの問題として割り切るほうが、リソース提供側としても利用側としても(メモリーリソース不足が明確になるため)幸せになれるのではないでしょうか。
以上を踏まえ、/boot
には500MB、/
には残りの容量すべて、の2つのパーティションで構成します。なお、500MBというのは経験上の値です。インストール直後の使用量は約110MBでした。これのおよそ3倍以上を目安に設定するとよいでしょう。
ネットワーク有効化
インストール準備中、リポジトリが見つからない旨のエラーが発生しました。ネットワークがオフラインになっていたため、リポジトリにアクセスできなかったようです。
ネットワークを有効化した上、次回以降は自動的に接続するようネットワーク設定を調整しました。
パッケージダウンロード元のリポジトリを指定
インストール準備中、またもやポジトリが見つからない旨のエラーが発生しました。最寄りのリポジトリサーバーを見つけられなかったようです。今回、IIJさんのミラーを直接指定してみました。
http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/centos/8.0.1905/BaseOS/x86_64/os/
後は問題なくインストールを完了して、再起動しました。