はじめに
Ubuntu20.04LTS、お使いでしょうか。Ubuntuはリリースを重ねる度にデスクトップOSやサーバーOSとして洗練されてきていますね。
さて、今回、そんな便利に進化しているUbuntu20.04LTSですが、残念ながらセットアップ直後にトラブルに見舞われたのでここにメモしておきます。
結局、Ubuntu20.04LTS のインストール中に何らかの不具合が発生してうまくインストールが完了していなかった事に起因する現象のようでした。再度、Ubuntu20.04LTS をインストールして正常に完了すると、本投稿にあるようなエラーは発生しませんでした。最善は Ubuntu20.04LTS の再インストールかもしれません。
HTTPS通信で証明書エラーが頻発する
現象
はい、リポジトリーからパッケージをインストールしたり、curlコマンドでファイルをダウンロードしたりするときに、何やら「証明書の検証に失敗しました」といった旨のエラーに見舞われました。
控えめに言ってクリティカルなレベルのトラブルです。原因はどうやらOSにインストールされている信頼された証明書(Root CA Certificate、ルート証明書)が不足しているか、破損している可能性が考えられます。
対応と対策
下記コマンドを実行して、ルート証明書を再インストールしてみました。
$ sudo apt-get install --reinstall ca-certificates
実行後、問題のパッケージインストールやcurlコマンドでのファイルダウンロードを試したところ、無事成功しました。この対応で解決したようです。
日本語かな入力ができない
現象
「settings | 設定」アプリで「Region & Language | 地域と言語」から入力ソースとして「日本語」、「日本語 (Mozc)」をインストールしました。画面右上に、言語が切り替えられるよう「英語(us)」、「日本語」、「日本語(Mozc)」が表示されるようになりました。が、 「日本語(Mozc)」で「ひらがな」を選択下にもかかわらず、英語入力のままでした。
対応と対策
IBUSがうまく動作していないようなので、別の入力ソースとしてFcitxに切り替えてみます。下記コマンドを実行してインストールしました。
$ sudo apt-get install fcitx-mozc
ひとまず、Ctrl + Space で英語と日本語を切り替えられるようになりました。先にインストールした入力ソース「日本語」、「日本語(Mozc)」との競合などが整理でき次第、この投稿を更新したいと思います。